グルトレ運用中の作業
グルトレ運用中に行う基本作業は次の3つです。
① エントリー状況(注文・ポジション)の把握
② 決済された注文の再エントリー
③ 1円グルトレの追加
① エントリー状況(注文・ポジション)の把握
FX会社にメールアドレスを登録しておけば、注文が約定(成立)した時、ポジションが決済されたとき、FX会社からメールが届きます。
その都度でも良いですし、グルトレは通常時は頻繁に約定が成立する手法ではありませんので、夜寝る前や朝起きた時のタイミングでも構いません。
メールをチェックし、全体のエントリー(注文・ポジション)を把握します。
私は右図に示すように、Googleスプレッドシートで管理しています。注文状態のものは黄緑、ポジションとなったものは青に色分けしています。
同じGoogleスプレッドシートにPCからでもスマホからでもアクセスでき、非常に便利です。
(※)私はサポートポジションは子本体と同じロットで、子本体と一対一でエントリーしています。
EAを使う場合は、この方がプログラミングが容易です。
② 決済された注文の再エントリー
FX会社からのメールでポジションが決済されたことを知った場合は、再エントリーを行います。
再エントリーの注文の入れ方は、初期設定と同じです。
決済された直後に再エントリーする場合は、買いから入る場合も、売りから入る場合も「建て注文」は「指値」となります。
決済されてから再エントリーするまでに時間が空き、レートが大きく変動した場合は、「建て注文」に「逆指値」を指定しなければならない場合が生じますので、注意が必要です。
レートが大きく上下に動いた場合、即座に再エントリーをしていたならば実現できた利益を逃すケースが出てきます。
しかし、そのようなケースは稀ですので、そこに拘らずにゆったりと構えるのがグルトレに対する正しい姿勢だと私は思っています。
③ 1円グルトレの追加
市場レートがグルトレ範囲の上限に近づいたとき、あるいは下限に近付いたときには、1円グルトレを追加します。